珍しくちょうどぴったりの時期にガマグチを制作していました。
十月十日は、(と・と)魚の日なのだそうです。
魚は、食べるのも鑑賞するのも大好きです。
先日は、海釣へ行き、いわしを大量に釣りました。
いわしを釣った後は、家で新鮮なうちにすべておろしたのですが、そのときの鱗の量にびっくりしました。
見た目では、鱗は見えなかったのですが、包丁でそいでみると、透明な、φ5mmくらいの鱗がたくさん出てきました。
鱗を取る前の魚の体は、しゃきんとしていて硬かったのですが、取った後は、お寿司のシャリの上にいるような柔らかさになりました。
そんな魚の思い出を、ととの日のガマグチにしました。
革で、うろこを作って、ビーズでとめてあります。
雨の雫のような、鱗のような…