学生の時に、子供たちのために、巨大紙芝居を作ったのを思い出しました。
豚の話です。
布で作った、豚耳帽子とブタ鼻をつけて、朗読したのを覚えています。
巨大な紙に絵を描くのは、本当に難しかったのですが、それ以上に読んで聞かせる方が難しかったです。
私には演劇の才能はありませんでした。
たしかお話には、色々な柄や大きさや毛並みの豚が出て来て、豚ってこんなに種類があったんだ…と、驚きました。
メイシャントンは、耳が大きくて顎より下に垂れている中国の豚です。
マンモスみたいに毛が生えている、マンガリッツァというハンガリー原産の豚が、当時のお気に入りでした。
イギリス原産の中ヨークシャーという種類があって、昭和まで、多く食卓に出ていたのは、この種類なのだそうです。
↓ニューヨークの公園にいたぶたのきょうだい
今回、がまぐち用に選んだ種類は、ぶちの豚です。
↓ぶちの豚
紙芝居の中に出てくるたくさんの豚の中でも、重要な役でした。
私は当時、ハンプシャー豚の絵を描いていたはずなのですが、「ぶちの豚」と台本に書いてあったので、思いっきりぶちぶち模様を描きました。
水玉のような豚になったわけですが、本当のハンプシャーは、頭とお尻が黒い、パンダみたいな模様だということを、発表会後に知りました。
それだったら、「白黒の豚」とかにしてほしかった…。
ですので今回は、ちゃんとブチの豚を作ろう。と思いました。
調べてみると、ブチの豚は、珍しいようで、なかなか名前が見つかりません。
黒と白のハーフなのでしょうか。
そんなブチブタちゃんがま口です。
ぶちは、インクをにじませて、模様をつくることにしました。
豚の日 3月1日
No.23/365 ぶちぶたちゃん