3月15日は靴の日なのだそうです。
西洋の靴が日本に入ってきて、大きなサイズを日本人サイズにして生産する工場が、この日築地で開業された日のようです。
今回、靴の日ということで、靴を作る時に使う甲革の端切れを、ガマグチに装飾しました。
靴は毎日履くものなので、身近なものです。
けれども、靴が色々なパーツや、素材、ひとつひとつ手作業で作られている事を知っている人は多くないと思います。
私は、ずっと機械で作っているのだと思っていたのですが、しっかり芯を貼った革を職人さんが、一足一足、ミシンをかけて、たたいて底をつけて、仕上げをして出荷しています。
一足の靴を仕上げるのに必要な職人さんと、行程は複雑で多いため、それぞれに専門の職人さんがいて、分業して作ります。
仕上げ専門の職人さんもいて、底付けではみ出したゴムを取ったり、革を綺麗に磨いたり、温風をかけて革をふっくらさせたりします。
丁寧につくることをわたしも目標にしているので、とても勉強になります。
そんな靴の工場から、革のはぎれをいただいて、ガマグチにつけてみました。
モチーフは花ですが、革の色々な表情が分かるように、牛や豚の押し柄やスムースやシルキーを使いました。
いつかこのガマグチと同じ革を使って、お揃いの靴を作れる日がくるといいです。
詳細は後日、ショップページに掲載いたします☆