散歩コースで好きな条件は、人通りが少ないこと。少し薄暗いこと。道がないこと。
そんな場所を歩いていると、パンズラビリンスの入り口をいつか私も発見できるのではないだろうか。と、ファンタジーに浸れます。
実際、パンが木の陰から現れたら、きっと腰を抜かすのでしょうけれども。
そんな、おどろおどろしいパンのような木を見つけました。
大きな木です。
ニューヨークで見た、「歴史のあるセメタリー」にもこんな木や、古い石の彫刻がたくさんありました。
セメタリーとは、お墓のことです。
去年の春、ニューヨークで私は何カ所かお墓を見て回りました。
やはり歴史のあるお墓は、石の質感だとか独特の雰囲気がただよっていて、素敵でした。
太陽の光が反射してきれいな芝生や、大きな木の影から、黒いローブをかぶった石像がうつむいて立っているのを見ると、なんとも言えない不思議な感覚になります。
セメタリーの外の世界と隔離された、神聖な気持ちになって、お墓を歩くことができました。
そんな雰囲気のある木でした。
↓木の間からレストランが見えました。山猫軒みたい!
木から出る波長をあびて、今日も一日がんばります!