4月 26, 2016 | Post by: hitoconet No Comments

根津美術館へ行って来ました。

 

 

先日の土曜日、根津美術館に、国宝の燕子花図屏風を鑑賞しに出掛けました。

燕子花←かきつばた と読むそうです。

 

 

金箔の上に絶妙な構成で描かれた燕子花が、迫力のある2対の屏風でした。

燕子花って、複雑な花びらの形をしていると思うので、絵に描いたら難しそうですよね。

昔に描かれたものとは思えない、とてもモダンな絵画でした。

 

一緒に、伊勢物語の絵巻物も展示されていたのですが、こちらも素敵でした。

鳥の羽一枚一枚が感じられる細かさや、梅の木にむした苔のポヤポヤ感が、綺麗にでておりました。

細かい点々でぽちぽち表現すると、とってもかわいいですね。

巻物の絵の中には、野の花も描かれていたのですが、ウィリアム・モリスの壁紙に出てくるみたいに描かれており、びっくりしました。

日本画ってこういうのもあるんだなぁ。

絵の具のグラデーションもとても綺麗で、この色とこの色をグラデーションにするんだ〜と、私にとって斬新でとても勉強になりました。

来年の個展は、琳派を意識して描いたDMにしよう!と、またできそうもない目標を立てた土曜日の午後でした。

 

 

 

根津美術館内のお庭には、燕子花の池があります。

↓これからが満開なのだそうです。

 

 

最近、美術館になかなか行けなかったのですが、久しぶりに行ってとてもいい刺激を受けました。

楽しかったです。

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