5月 13, 2013 | Post by: hitoconet No Comments

森と思い出

 

 

 

お休みの日に、森へ行きました。

広い牧草地があって、白樺の森もあります。

それから、人がほとんどいなくて、快適でした。

 

 

↓大きな山が見えます。

 

 

 

↓まだ放牧がはじまっていない牧草地

 

広くて、けっこう急斜面なのです。

 

 

 

↓小川にかけてある橋を渡ると、森の小道が続きます。

 

 

 

中学二年生まで、妖精はいると信じて、妖精を呼ぶ薬づくりに励んでいた私にとって、森は神秘的な場所です。

薬づくりをやめたのは、怖い顔をした妖精を万が一呼んでしまったらどうしよう。ということを諭され、それは恐怖映画だわ。と思ったからです。

それと、本に書いてあった材料に、「大きな木の根もとにある、卵形の石に生した苔」があったのですが、それは「満月の夜に収穫すること」と、難題が続き、石はどこからどこまでの形を「卵形」と認定したらいいのか、そもそも「苔の生している石」なんて都合良く「大きな木の根もと」にはなくて、卵型の石を拾ってきて、苔を育て、それを置いたら、いいのではないのか、でもそうすると薬の効果は十分に発揮されるのか、苔はやはりゼニゴケだけは避けたい等、変に考え込むタイプの私は悩み抜いた末、夜眠くなり収穫できなかったのでした。

ですのでいまでも、どこかからひょっこり何かが出てくるのではいか。と思うと、わくわくします。

 

 

妖精と暮らす場合は、「お互いのプライバシーも尊重し合わなければいけない」と本には書いてありました。

「トイレも用意してあげましょう」と、本には書いてあり、妖精が暮らすのにベストだと思われる、間取りの挿絵もありました。

妖精の部屋の挿絵は、お道具箱くらいの箱に、寝る場所とミニチュアのトイレが描いてありました。

 

もし、森に住んでいるタイプの妖精だったら、こんなに広くて隠れる場所がたくさんあるのに、わざわざプライバシーを気にしながら、こんなお道具箱を選ぶのだろうか。そして、現れた妖精が、人タイプでなかった場合、あのトイレは使えないな。と、大人になった今思います。

 

そんな昔の思い出が蘇った、森の散策でした。

 

 

 

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