わたしの小さい頃から実家にある鹿のガラス細工を、先日わたしの家へ持ってきました。
昔から茶箪笥の中に飾ってあって、ずっと欲しいなぁ。と思っていた鹿の親子のガラス細工です。
↓飾るところを用意できずに棚の中に収まっている鹿の親子
そんな鹿ちゃん親子。持ってくる時に、ぬるっとした感触が。
そういえば、うちの照明のガラスの玉も濡れたようなかんじがする…。と思っていたのですが、鹿ちゃんは完全にぬるぬるでした。
くんくんしてみると、酢くさい。
ずっと私が疑っていた、ガラスは溶ける説が有力になってきました。
しかし、理由がわからなかったので、旭硝子カスタマーサービスのメールフォームに質問することに。
すぐにお返事くださって、「ガラスは溶けることはない。ガラスの表面に塗装がしてあれば別ですが…」とのことでした。
そうか…溶けないのか。でも鹿ちゃんも照明も濡れているのはなぜだろう。
と、疑問を抑えきれずに今度は知恵袋のお世話になることに。
すると、やはり同じ質問がありました。
ソーダガラスというガラスは、比較的安価で、空気中の水分や触った時に皮脂と科学反応を起こす事があるそうです。
その時に分泌される物質が、酢のような臭いなのだとか。
安い食器にも使われることがあるそうで、毎日洗っていれば気づかないことも。
日本で作られたガラスの食器には基準があって使われないそうですが、100円均一等の安い輸入食器はノーチェックなのだそうで、たまに成分が出てくるものがあるそうです。
安い食器使うのやめよう。と思いました。
置物や照明だと洗う事もないので、たまに触ると手が湿って、酢くさくなっていたのですね。
たまには洗ってあげよう。
↓昭和を感じる鹿のガラス細工。
酢くさくてもかわいい。