先日、石垣積みの名人がいるという村に行きました。
山の中の小さな村で、町みたいに、平らな土地がないため、家を建てたり、畑を耕したりするために、山の斜面に石を積んでいたそうです。
名人は今でも村にいて、毎日少しずつ石を積んでいます。
石は、じゃがいものようなものから、ランドセルくらいの大きさのもの等まちまちですが、きれいに積まれています。
積まれている石にずれがないのは、長年の知恵と感なのでしょうか。
道には小さな石が敷き詰められていました。
急な坂がほとんどなので、ぼこぼこした石が、滑り止めのような役割をしているのかもしれません。
↓神社に続く小道には、大きな石畳が敷いてあります。
静かな村で、家の数も数十軒ほどしかありません。
村には農協と、郵便局と、だれでも使える公衆トイレがあります。
どの家も雰囲気のある佇まいで、窓から何かを燻した匂いや、ご飯の準備の匂いがします。
とても素敵な村でした。
小さな村の神社で、みんなの健康をお願いしてきました。
素敵な一日でした。