先日のブログでも紹介した、草の家を、先日見学してきました。
↓草の家
↓草が生える前の勝手な想像図
実は興味を持っていた…という同僚を連れて、室内見学へ。
外観は、ハウルの城的だとか、小人の家のようだ等、メルヘンな期待で胸いっぱいな私。
玄関先にぶらさがった木の板には、
「一泊1700円。自炊デキマス。空キ部屋アリマス。」
どんなメルヘンな室内なのかしら。どきどき。
玄関を入ると、すぐ右手に管理人室がありました。
ガラスの窓に20センチ角程の小さい窓があって、ノックして開けました。
誰もでません。というか、張り紙や新聞の切り抜きがやたらガラス窓に貼ってあったので、中にだれがいるかもわかりませんでした。
かろうじて紙のすきまから見えたのは、扇風機の羽かな…!?という透明な青い何かでした。
玄関の左手には下駄箱がありました。下駄箱は鍵付きで、ポストの役目もしているようです。
土足厳禁ですので、靴を脱いであがりました。
廊下は、たぶん木の床で、壁もたぶん白いしっくいの壁だったのだと思われます。
たぶん、天井も木の天井だったのでしょう、たぶん。
たぶん。というのも、薄暗くてほとんど何も見えなかったのです。
電気がついてなくて、窓も草で覆われているから光が入ってこないのでしょうね。
なぜか廊下で炊飯器で米を炊いていたり、廊下には様々なものが落ちていました。
飛んでいる虫や落ちているものをよけて進みました。
薄暗くてよかったのではないか。すべて見えていたら…
とにかく、本当にいろいろ激しすぎてカルチャーショックを受けましたが、とてもおもしろかったです。
見学を終えて、行ってみてよかったけど、知らない方が想像が膨らんで楽しかったと、あんなに草があって健康によさそうなのに、室内環境はやばい等、同僚と話して帰りました。
いや、本当に伊藤潤二のホラー漫画の世界でした。すてきでした。