随分前の話になるのですが、13夜さんをした夜のおだんごです。
お団子を並べて、秋の果物も添えて、すすきを活けました。
すすきを活けている花瓶は、私のお気に入りの花瓶です。
ずっと祖母の家にあった花瓶です。
なにかオーラ的な雰囲気のある花瓶だな…と思っていたのです。
鉄でできている、円柱状の重厚な作りで、下の部分には、ぐるりと一周、つぶしていい味だしたような装飾がついています。
以前、祖母に素敵な花瓶だと伝えたところ、祖母の母親が、拾ってきた大砲の薬莢を花瓶にしたとのこと。
重厚な鉄のつくりは、大砲の薬莢だったためで、下の装飾だと思っていた部分は、弾を押し出す時に必要な?できた?筋だとのことでした。
そういわれると、大砲の弾かもしれないけれど、とても素敵な花瓶です。
何かオーラを感じていたのは、そんな理由のある花瓶だったからなのかもしれません。
今は実家にあるので、これからも素敵な花を活けてほしいです。